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 山本新太郎の「主張」 (「時局コメンタリー」編集主幹 山本新太郎)
「主張」は弊会「時局コメンタリー」編集主幹が、会員各位に毎月1回<月報>の紙面にてお伝えしている内容のご紹介です。
「時局コメンタリー」編集主幹 山本新太郎 「なぜ韓国人は反日感情をもつのか」     
                            山本新太郎

 
来年、日韓併合から100年目を迎える。
 いま韓国の反日感情が高まっているかと言われれば、そうでもない。韓国人がまだ貧しかったころ、日本でいえば日米安保闘争のような時代に、韓国の国民国家は反日感情に向けられるなどの政治思想に走りやすい時代があった。しかし、いまは韓国人も豊かになり、反日感情がどうのと騒ぐより、友人や恋人と楽しくお酒を飲んだほうがよいと考えるようになった。ただし、竹島問題や慰安婦問題など、何か問題が起きると瞬間的に反日感情が高まるというお国柄だ。また、反日、嫌韓を飯の種にする勢力も見逃せない。
 
 かつて韓国の初代大統領である李承晩(イ・スンマン)氏は就任以来、徹底的な反日洗脳教育を展開してきた。朝鮮戦争で苦戦しているとき、「どんなに北朝鮮にやられても日本軍が助けにくれば、おれは北朝鮮と一緒になって日本軍と戦う」と言うほどの日本嫌いである。

 その後の大統領も、日本を敵にして国内を統一することができた。たとえば、
新羅と百済の地域感情が続き、お互い顔も見たくないし、友達にもなりにくいという地域対立だ。このような理由から、歴代大統領は国内の目を外に向けるには反日カードを利用するしかない。
   
 かねてから筆者は、中国と韓国の関係を、皇帝と地方長官(国王)の関係であると表現している。つまり、中国は宗主国であり、韓国は冊封国であり朝貢国であった。
 そもそも中華という文化概念は、世界文明の中心を意味し、まわりの国々はすべて属国という考え方である。しかも、「中華」に存在する支配者だけが皇帝であり、周囲は冊封国の国王であった。韓国は中華につかえる優等生であり、「小中華」を名乗ることを誇りにしたものだ。朝鮮という国名も、中国から「朝が鮮やかな国だから朝鮮にしなさい」と名付けられている。

 中華思想に属さない国々は、いったい何であったのか。これらの国々は「野蛮国」であった。日本は聖徳太子の時代に、「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙なきや」という国書を隋の煬帝に送り、事実上、「中華」(中国)から独立宣言。日本は中華から独立したことにより独自の文化を築いたといえよう。
 しかし、韓国からすれば、我々こそがもっとも中華につかえる「小中華」であるという自負があった。韓国から見たら、日本は野蛮国でしかない。その野蛮国から併合されたのが韓国人の反日感情の始まりだ。つまり、韓国人の反日感情の原因は、中華思想を中心とする文化的概念からきているのである。げんに、中国にやられた歴史については何も言わないではないか。
 そのことを理解しないと、韓国人の反日感情の根を理解することはできない。
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