「時局国際会議」活動報告

平成23年7月27日(水)
講師/竹田 恒泰 旧皇族、竹田家、明治天皇の玄孫
「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」
 
 
  連合国軍総司令部(GHQ)が戦後、メディアと公教育を通じて日本人に対し戦争への罪悪感を植え付けた宣伝工作「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」は、66年経ったいまも日本人の歴史認識を縛り、民族の誇りを奪おうとしている。公教育では国の成り立ちを教えない。1213歳までに神話を学ばない民族は例外なく滅ぶという歴史家の言葉がある。日本はいまだに戦争中といっていいのではないか。

 戦後の高度成長の中で、公のため、他者のために生きることこそが美しいという日本人の価値観は、GHQの巧妙な情報工作のもと、金がすべて、自分のために生きるこそが素晴らしいという、かつての日本人とまるで違うものに変貌していった。

 しかし、日本人が古来から継承してきた大和魂は数十年で簡単に変わるものではない。今回の大震災が日本人の本来持つ資質を目覚めさせた。未曾有の災害に遭っても慌てず、略奪もなく、秩序正しい日本人の姿は世界の多くの人々を驚かせた。若者も故郷、家族のありがたみに気付き、意識が大きく変わりつつある。

 東日本大震災で我々は確かに大打撃を受けたが、二万人の死を無駄にしないために、日本人としての輝きを取り戻すことで報いなくてはならない。日本には単なるアイデアとテクノロジーだけではない、自己だけでない、他者を思いやる愛の深さがある。世界193カ国の中で日本には2000年以上国を守って来たという歴史がある。まだまだ日本を幾多の困難が襲うだろうが、日本人が大和ごころを失わない限り、乗り越えていけるだろう。

 竹田氏はこのほか、敗色が濃くなった終戦間近、日本人の意地を見せるために敵機に突入していった特攻隊の若者が命を賭して守りぬいたもの、祖先への敬意など、目にはみえない日本人の精神的支柱について語った。